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日本三大俳諧道場のひとつ「鴫立庵」
身にまとふ陽をこぼしけり冬紅葉



 湘南俳句会の今年最後の定例句会が、12月10日に大磯の鴫立庵で行われた。
 鴫立庵は、西行が三夕の歌のひとつ「こころなき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮」を詠んだ旧跡で、大磯の観光名所になっている。
ここは、京都の落柿舎や滋賀の無名庵とともに日本の三大俳諧道場のひとつとされ、毎年三月の終りには「西行祭俳句大会」が開催されている。今年は三月二十五日(日)に行われるという。
 庵の庭園には、歴代庵主の句碑が建立されており、私が西行祭にはじめて参加した当時の庵主だった草間時彦氏の句碑(大磯に一庵のあり西行忌)も建てられていた。氏が亡くなってから、もう三年も経つのかと思うと、時の流れの早さに唖然としてしまい、なんだか淋しくなってしまった。


 句会のほうも淋しくて、15人の会員のうちなんと6人も休んでしまった。最近の句会では、こんなにたくさん休んだことはない。
やはりノロウイルスとかいう悪い風邪が流行っているせいなのだろうか。
 人数が少ないため、最高点も7点といつもより少なめで、三句が並んだ。
 掲句はそのうちの一句で、他の句は次の二句である。
  白壁となりて日矢受く大根かな   明次
  誰彼も無口となりし焚火かな    小左郎
 ありがたいことに義博さんが、句会の景品として、小さな藪柑子の鉢を二つもってきてくれた。可愛い赤い実がついていて、陽が当たると美しく輝く。
小左郎さんは欠席投句のため失格なので、明次さんとひと鉢ずついただいた。
 今年最後の句会で思いがけなく景品をいただいて、ちょっぴりうれしい気分になった。
 この調子で来年もイイ事がありますように……。
  藪柑子夢の中にも陽が差して    櫻井博道


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未分類 | 11:30:59| Trackback(0)| Comments(0)
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