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曽我梅林と虚子の句碑
待ちわびし梅の宴や曽我の里



 東京から親戚の者が遊びに来たので、曽我の梅林を見物に行って来た。
 曽我梅林は、中河原、原、別所という3つの梅林に分かれており、約35000本の梅が植えられている。関東では最大級の梅林で、満開の季節には、町全体が梅の花にすっぽりおおわれたようになる。
 今年は寒さのせいで開花が大幅に送れ、2月の末になってやっと満開になったそうだ。そのため、例年なら2月末で終る梅祭りを3月の初旬まで延長したという。
 梅の実の採取を目的とした農業用の白梅が多いが、紅梅や枝垂れ梅など観賞用の園芸品種を植えている梅林もある。「青軸」と呼ばれる緑色の梅もあり、鮮やかな色彩の競演が楽しめる。
 盆梅や苗木を販売している露店がでていて、親戚が「藤ぼたん」というピンク色の枝垂れ梅の小さな鉢を買ってくれた。庭の土に下ろすとどんどん大きくなるというから、楽しみだ。
 曽我は「曽我兄弟」の育った里としても有名で、城前寺には曽我兄弟の墓があり、お参りの人が絶えない。
 境内には、高浜虚子の句碑もある。平明で覚えやすく、曽我の里の満開の梅の花の情景を詠みとめた見事な一句だ。
 私は虚子は嫌いなのだが、こういう句に出会うと、さすがだな、と脱帽せざるをえない。
  曽我神社曽我村役場梅の中   高浜虚子
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未分類 | 18:51:39| Trackback(0)| Comments(0)
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