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大磯の御船祭りと花火大会
龍頭の船形山車や旗立てて



梅雨の明ける7月の中頃から終りにかけて、大磯では御船祭りや花火大会が行われ、真夏の主な行事は一気に終了する。
海水浴場は、8月いっぱい営業しているので、夏の賑いが途絶えることはないのだが、例年、7月の最終土曜日に開催される「花火大会」が終ると、「夏果てぬ」という思いがする。
とくに今年の7月は、その感が強い。母の付き添いで病院通いをしたり、地方在住の大学時代の友人が上京して来たりして慌しかったためだ。

7月20日に行われた御船祭りは、その昔、大磯の漁師が千手観音を海から引き揚げたという伝説に由来する祭りで、2年に一度、水引や幟で飾り立てた船形山車(祭り船)が漁師町に飾られる。
昔は、子どもたちが曳いて町内を巡行したそうだが、傷みが激しいため中止になったという。
それはそれで仕方ないのだが、この迫力のある山車が引き回されたら、祭りもかなり盛り上がるだろうと思うと、ちょっぴり残念な気がする。
当日は、ちょうど新湘南俳句会の句会と重なったため、ゆっくり見物できなかったが、大きな神輿が練り歩く掛け声が響いてきたり、祭り囃子を乗せたトラックが景気よく走り回lったりして、夕方まで賑やかだった。

花火大会が行われた26日は、宇和島と安曇野の友人二人が、わざわざ大磯まで訪ねて来てくれた。宇和島の友人は、なんと23年ぶりの上京になるそうだが、大分白髪が増えたぐらいで、外見もそんなに変わらなかった。「三つ子の魂百まで」という言葉があるが、人間は年をとっても、そんなに変わらないものらしい。人にもよるのだろうけど……。
夕方まで拙宅で歓談し、夜は三人で新宿まで飲みに出かけた。
東京で暮らしていた頃によく通ったゴールデン街の「こどじ」という店で、当時の常連たちと一緒になって夜遅くまで飲み、思い思いの方向に別れた。

   新宿ははるかなる墓碑鳥渡る    福永耕二

昨日の夜は、平塚の花火大会だった。
大磯の花火を見損なったので、花水川の河口まで行き、見物してきた。
大輪の花火が炸裂すると、一瞬海面が照らしだされて、光の粒子が降り注ぐ様子が美しかった。
午前中に母を平塚の共済病院に連れて行き、親指のケガの状態を診てもらlったが、「もう心配はない」ということだった。
傷口に黴菌が入り、化膿してしまったために、最初は「手術して指を落とすことになるかも知れない」と脅かされていただけに、ホッと胸をなでおろした。
8月はまだ始まったばかりなのに、今年の夏はもう終ったような気がする。

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未分類 | 10:20:29| Trackback(0)| Comments(1)