投稿日:2006-05-24 Wed
葉桜や客足速きコンビニ店
大磯駅に隣接してコンビニのスリーエフが開店してから2ヵ月たった。
それまでの大磯駅周辺には、買い物できるような店が一軒もなかったから、大変便利で繁盛している。
大磯という駅は、不思議な駅で、背後を戦前の心中事件で有名な坂田山、前面を旧三菱財閥別荘のエリザベスサンダースホームの山に囲まれていて、駅前には商店街がない。喫茶店やケーキ屋が2〜3軒あるだけなので、ちょっとした買い物をするにも坂下の国道一号線沿いの店まで降りていかねばならなかった。
東京寄りの平塚駅は大繁華街だし、小田原寄りの二宮駅前だって、かなりひらけていて商店街もある。
両隣の駅がにぎやかだから、電車に乗って大磯駅に入ってくると、突然、山奥の駅に迷い込んだような気分になる。
駅構内も美しい環境を守るということで、見苦しい広告看板の類は一切ない。
よくいえば上品で閑静、悪くいえば超不便な駅だったのだ。
それが、コンビニができたおかげで一変、帰りがけに買い物ができるようになったし、週刊誌も立ち読みできるようになった。いつも客足が絶えないので、駅前の人通りも増えたような気がする。
電車の発着時刻を気にしながら、手早く買い物する客が多いようだ。夜更けに帰って来て、小腹が空いているときでも、おにぎりやサンドウイッチを買うことができる。
なるほどコンビニとは便利なものだ、と痛感している。
最近の衝撃的大事件だった大磯首切り事件の犯人の彼女も、このコンビニを利用していたのだろうか。
サンドウィツチといえば、今月の湘南俳句会の句会にも、サンドウィツチの句が出た。
そつと食むサンドウィツチや新樹光 瑛瑠泰
美しい新樹の木漏れ日を仰ぎながら、お弁当をひろげる、初夏の戸外の昼食の楽しさがよく出ている佳句だと思った。「食む」と「ハム」の語呂合わせになっているのも洒落ている。
その他、印象に残った句は次の通り。
相模野の濡色深き新樹かな 光江
重なりし木陰もうすき若楓 陽子
今月から新人が2名入った。新人が入るとやはり刺激を受けることが多く、句会も緊張する。
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