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湘南俳句会の第150回記念句会
冬耕の手を合はせをり茜富士



 湘南俳句会の本年第一回の句会は、発足してからちょうど150回目に当たるということで、記念の競詠句会を催すことになった。
 150回といえば、なんと12年間……よくぞ続けてきたものだ、と思うと感慨深い。
 掲句は、その句会に出句して、第5位に入賞した句、新年早々の句会で、7点も入れていただき、うれしかった。
 第1位に輝いたのは、10点も獲得した次の句。
 風邪の夜は回転木馬に乗つてをり   瑛瑠泰
 風邪の熱にうなされている状態を、回転木馬に乗っているようだ、と把握したところが、斬新な発想と評価され、高得点につながったようだ。
 私も点を入れたのだが、「乗ってをり」という表現がちょっとリアルすぎる気がする。これだと、本当に回転木馬に乗っている、と誤解されるかも知れないので、もう少し熱にうなされている感じを出したほうがよい。たとえば、「回転木馬に浮遊せる」とか……。
 ケチをつけようと思えば、いくらでもつけられるところが、俳句の面白さで、高得点の句には、そんなケチをカバーするだけの魅力があるといえるだろう。
 その他の高得点句は次の通り。今年もご健吟を楽しみにしています。
 鐘の音父母の聲とも淑気満つ 義博 9点
 松が枝や空気揺るがす初鴉  光江 9点
 雲水の長き対座や淑気満つ  公子 8点
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未分類 | 17:16:17| Trackback(0)| Comments(3)