投稿日:2005-11-11 Fri
紅葉湖や海賊船の侵犯す
紅葉狩りがしたくなって箱根の芦ノ湖まで行ってきた。
小田原の駅で「箱根ウィークデーパス」という平日だけのフリーキップを買った。
これが安い。通常のフリーパスだと4130円するところが、3410円になる。 小田原から芦ノ湖まで登山鉄道やケーブルカー、ロープウエーを乗り継いで行き、さらに遊覧船に乗ったりすると、6000円位かかるから、なんと半額近く安くなるわけだ。
しかも2日間は、何度でも乗り放題というのもうれしい。
インターネットの紅葉情報によると、大涌谷や芦ノ湖の紅葉はちょうど見ごろということだったが、実際には、まだちょっと早いという感じだった。
それでも、湖尻の紅葉は見事だった。紅葉の季節の芦ノ湖に来たのは、10年ぶり位だし、いろいろな乗り物に乗れて楽しかった。
桃源台の港からは、海賊船を模した遊覧船に乗り、芦ノ湖畔の眺めを満喫した。
小学校の修学旅行以来、箱根には懐かしい旅の思い出がいっぱいある。
遊覧船のデッキで湖畔の紅葉を眺めながら、物思いにふけっていたら、不意に耳慣れない外国語が飛び込んできた。
我にかえって、耳をすますと、私の周りを飛び交っている言葉は、英語やら韓国語やら中国語といった外国語ばかりなのだ。
それだけ、外国からの観光客が増えたということなのだが、海賊船の中で外国語ばかり聞いていると、私はまるで海賊に囚われたただ一人の日本人みたいな、変な気分になってきた。
第一、穏やかな湖の遊覧船に毒々しい海賊船は似合わない。海賊船は、その名の通り、荒々しい大海原で活躍する異文化の船である。芦ノ湖とは縁もゆかりも無い海賊船をなんで遊覧船に採用したのか、理由がわからない。
日本の代表的な観光地である芦ノ湖には、もっと日本文化を象徴する遊覧船を浮かべてもらいたい。例えば遣唐使船とか、千石船とか……日本丸のような帆船でもよい。そのほうが、外国からの観光客も喜ぶだろう。
遊覧船が、外人客に乗っ取られるのはかまわないが、せめて船の形ぐらいは、美しい日本の湖畔風景に似合ったものにしてもらいたい。
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