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湘南の片隅で詠む冷奴
換ふる術なき遺伝子や冷奴

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 昨日は湘南俳句会の月に一度の例会だった。
 会場は、大磯駅前の坂道を下り、国道を右に曲がったところにあるNTT電話局の会議室。出席者は11名で、兼題は「冷奴」。生活感のある馴染み深い季語なので、つくりやすいのだが、お酒とか食卓風景がらみのいわゆる類想類句になってしまい、新味を出すのが難しかった。
 掲句は、大豆の遺伝子組換え問題を念頭に、冷奴を好む日本人の変わらない心情を表現したつもりだが、入った点数はたった1点だけ。やはり頭で考えた句は理屈っぽくてダメだな〜と実感した。でも、点を入れてくれた人がユニークな発想で有名な公子さんだから、よしとしょう。ありがとうございました。
 欠席投句も含めた全42句のうちの最高点句は11点の次の句。
 あつさりとごめんと言はれ冷奴   由美
 具体的な状況の説明はなにもないのに、なんとなくわかるのは、冷奴という季語が上手くはたらいているからだろう。「あつさりと」の上五が説明的かな、とも思ったが、ごめんといった恋人?の表情がよく見えるし、それこそあっさりしていてよい、と思う。ここに下手に凝った表現をもってくると、かえって訴える力が弱くなってしまう。勉強になりました。コメントありがとう。私の句も見習って、もっとダイエットするようにこころがけます。



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